DIY自分で出来るダニ、ノミ、シラミ駆除方法 |
高温多湿(温度20~30度・湿度60%以上)・・室内の換気を良くする。または部屋を閉めきり除湿機で湿度を下げる。 ダニの弱点は乾燥に弱いことで、湿度が60%以下になると死んでしまいます。 餌が豊富・・多くのダニは食品カス、室内塵に混じったフケやアカなど有機物を好んで食べます。毎日のこまめな掃除が大切です。 棲家がある・・畳、じゅうたん、寝具、布製品、衣類などを好みます。衣類や布製品はこまめに洗濯し、天日に干し可能なものはアイロンがけしましょう。できれば畳も天日干しし良く乾燥させほこりやゴミを掃除しましょう。 布団類のダニ予防・駆除にはよく晴れた日に5時間以上天日干し(何回も裏返す)するか布団乾燥機をかけると効果があるようです。ダニ検査用マイティーチェッカーを使って室内にダニがどの程度生息しているかを検査することもできます。
特にヒョウヒダニの死骸、糞等がアレルギー性の喘息や鼻炎、アトピー性皮膚炎の原因になります。また、ケナガコナダニ等が大発生すると捕食者であるツメダニ類が増え人間の皮膚を刺し、痒みや皮膚炎を起こします。イエダニは吸血された後の痛痒さと、病原体の媒介被害があります。 ◆1、ヒョウヒダニ(チリダニ)・・屋内塵性ダニの70%以上がこの種類です。ジュ-タンや寝具に多く生息し、死骸、糞、脱皮殻がアレルギー疾患の原因になります。人を刺す事はありません。体長は0.3mm程度。人のフケや食べカスをエサにしています。気温25度、湿度70%前後で活発に活動します。 ◆2、ケナガコナダニ・・白い粉のようなダニで体長0.3mm程度。気温25~28度、湿度80%前後で食品や畳に大発生する事があります。このダニのついた食品を生で食べると腹痛や嘔吐の症状が出る場合があります。 ◆3、ツメダニ類・・体長0.5~1cm内外の中型ダニです。他のダニ等を捕食しますのでエサとなるダニが発生するとツメダニ類も増えます。 ◆4、イエダニ・・ネズミの巣の中に産卵し卵、幼虫、第一若虫、第2若虫、成虫と2週間ほどで発育します。吸血する時だけネズミに付きそれ以外はネズミから離れ巣の中で生息しています。ですから寄生主のネズミが死んだりその巣からいなくなると巣から這い出し人から吸血するようになります。吸血行動はネズミや人の出す炭酸ガスを感知して行います。体長0.6~0.7mmで楕円形。淡褐色で吸血後は赤褐色になる。 |
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