DIY自分で出来るハエ、蚊駆除方法 |
都市部では発生源になる水路や貯・排水槽などの底泥を取り除けば幼虫や卵も除去できるので成虫の発生を抑えられます。しかし郊外においては湖沼や水田と言った場所からも多数発生するので発生を予防するのは難しいです。プールでは底面のスノコの裏や排水路などに幼虫が生息しますのでこまめに清掃をして下さい。
ハエは食べ物や排泄物、ゴミを選ばずに止まり、O-157等の病原菌や皮膚や目の疾患の原因となる病原体を運びます。主に堆肥から発生するサシバエは牛や人から吸血します。飲食店や食品工場では飲食物(商品)への混入も大きな問題です。 ハエと一概に言っても日本国内だけで数千種類も生息しています。ただ、衛生害虫として特に重要な種類は数十種類になります。発生場所は種類によって異なりますが病原菌を媒介する事に変わりはありません。イエバエの一生は卵で1日、幼虫で1週間、蛹4~5日、成虫になると20日(オス)、1~2ヶ月(メス)程度です。成虫の生息場所も種類によって異なります。屋内に入ってくる種類は天井で休む種類が多いですがイエバエ等種類によっては天井からぶら下がった紐に良く止まります。移動距離は通常は半径400m程度ですが埋立地などで大発生し過密状態になると数km~20kmにも及びます。また、発生時期は5~6月と9~10月にピークがあります。(北海道は7、8月がピーク・センチニクバエも全国的に7、8月がピーク)イエバエ等は冬場、幼虫、蛹、成虫いずれも生存可能です。 主な発生源・・ゴミ箱、埋立地、ゴミ処理場、堆肥、畜舎、便池、漬物桶、腐熟した果物・野菜、動物の死体など 主な種類・・(屋内性)イエバエ、ヒメイエバエ、オオイエバエなど (屋外性)クロバエ類、キンバエ類、ニクバエ類など
埋立ゴミなどから大発生する事があり、また非常に小さな隙間からも侵入するので不快害虫として問題になる。食べ物に産卵する事もありこれをたべて消化器ハエ症の原因になった例もあります。 成虫の体長は1~5mm程度。ノミバエ類の多くは野外性ですが屋内で発生する種類もいる事は古くから知られているようです。しかしノミバエの研究はあまり進んでいない様で詳しい事は分かっていません。発生源は多々ありゴミ箱や道端の腐敗物、下水溝や浄化槽からも発生します。成虫の生息場所は室内の壁面、床、テーブルの上などになります。 特に人を刺したり、伝染病を媒介する事はなく不快害虫として嫌がられています。しかし、食品にたかるものもいるので飲食店や食品工場などでは対策が必要です。ゴミや糞尿、食品など特に腐敗した有機物から発生します。種類も多く発生する場合は大量になります。 特に人を刺したり、伝染病を媒介する事はなく不快害虫として嫌がられています。しかし食品に集まりますので飲食店や食品工場等では対策が必要です。また、人や動物の眼にまとわり付き眼中に飛び込むものもいるので注意が必要です。 実験の供試用に良く使われています。体調2~4mmの小型のハエで体色は黄褐色~黒褐色、普通は赤色の眼をしている。日本でも100種類以上がいるが地域や季節などで発生している種類は異なる。 昔から伝染病を媒介することは知られていますが最近はそれらの伝染病自体がほとんど発生しないのでもっぱら刺された後のかゆみや寝ている時の耳元で鳴る羽の音が嫌な事位でしょう。しかし、現在も犬のフィラリア症に大きな影響を与えていますし、今のところは国内での発症例は無いものの近い将来日本に上陸すると言われているウェストナイルウィルスの媒介者として猛威を振るっています。 国内にはおよそ100種類の蚊が生息しています。その中で吸血性の主な蚊は10数種類でアカイエカ、コガタアカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカ、シナハマダラカ、オオクロヤブカ等が挙げられます。発生源はもちろん水のあるところですが種類により沼や田んぼ等の大水域から発生するものや小さな水たまりから発生するもの、ドブ川や汚水槽から発生する種類もあります。成虫の生息場所は幼虫とあまり変わりませんので成虫が飛んでいる近所に発生源がある事が多いようです。ただし、コガタアカイエカやシナハマダラカのような大水域から発生する蚊は1km程度離れたところまで飛ぶ事もあるので必ずしも発生源が近所とは限りません。 蚊の一生・・・種類や季節により変わりますが一般的には卵2~3日、幼虫(ボウフラ)7~10日、蛹3日、成虫1~2ヶ月程度です。成虫の発生時期・・・梅雨前位から10~11月位迄ですが天候により伸び縮みします。最近は下水道や生活排水路から発生する蚊も多くそれらの水温が1年中暖かいため年中成虫が飛んでいる所もあるようです。ご存知の人も多いと思いますが吸血する蚊はメスだけで産卵の為に吸血します。吸血する時間帯や場所も種類により異なりヒトスジシマカやセスジヤブカ等は昼間吸血しその他の多くは夕方から夜間にかけ吸血活動が盛んになり人間や動物が出す二酸化炭素やにおい等に誘引され近づいてきます。普段の生息場所は屋外の草むらの中が多いので昼間、家の中で蚊を探してもほとんど発見できません。 春先や秋に成虫が大量発生して蚊柱をつくり飛翔している。灯りや風により室内に侵入したり洗濯物について衣類を汚したりします。最近はアレルギー疾患の原因、アレルゲンとしても問題視されています。また、ユスリカが常時発生している場所ではそれを捕食しようとするクモが多数集まり巣をつくります。 ユスリカの多くの種は汚れた河川、富栄養化した湖沼から発生します。しかし、一部の種はきれいな水からも発生し魚や小動物のエサとして重要な役割も果たしています。蚊の様に刺される事もないので少数であればあまり気にせずに駆除する必要もないでしょう。 1.セスジユスリカ・・汚濁した水域から発生する最もポピュラーな種で体色は緑がかり背面に黒斑がある。夕方、蚊柱になり飛ぶのはこの種が多い。幼虫は赤色で泥の中に生息する。全国各地の都市部に多く生活排水路から多く発生する。 2.オオユスリカ・・ユスリカの中で最も大型の種で体長は25mm程度ある。(幼虫は30mm位)大きな湖沼などからの発生が多い。 |
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